授乳のやり方、ちゃんと教わった覚えありますか…?

「乳首が痛い」「白斑が繰り返す」「詰まりやすい…」と悩んでいませんか?
私は胸の一部が岩のように硬くなって痛んだり、授乳後10分ほどで胸のなかを針で刺されるような激痛が1〜2時間、脈打つように襲ってきて悶えて眠れない夜もありました。授乳したら痛い、しなきゃ張って痛い。「もうどうしたらいいの…?」と、何度も母乳相談室に通うなか、「やり方がよくないのでは?」と言われ、赤ちゃんを連れて授乳のやり方の指導を受けました。そこで初めて、「浅く吸わせていて、それが傷や白斑の根本原因だった」とわかり、具体的な咥えさせ方を教えてもらいました。

今回は、母乳相談室で「深く咥えさせる」「授乳クッションで密着」「フットボール抱きも取り入れる」などの飲み方の基本を教わり、出産した病院では一度しか見てもらっておらず「子育て7ヶ月目で初めて知った」という状態でしたので、同じように「やり方、あまり教わっていないかも…」という方に私が教わったポイントを共有します。

「とりあえず吸わせて」でやっていた授乳

私は、白斑が一度よくなったと思ったら別の箇所にまたできたり、大きな白斑で「なんでこんなにすぐ詰まるんだろう…」と不安になる日が続いていました。痛くて「金曜日まで待てない」と別の母乳相談室に電話し、相談室では「結構酷い状態になっちゃってから来たね」と白斑から出血していて、簡単に見ても4〜5本の乳腺が詰まっていると言われたことも。傷んだ白斑のところが痛くて「大丈夫」と言えず、翌朝イチでまた診てもらったときには、赤ちゃんが歯茎でかじって付け根にできた切り傷も痛みの原因になっていると教わりました。辛い…。

そんな中「頻度が多いし、やり方がよくないんじゃないか?」と相談したら「じゃあ赤ちゃんも連れてきて」と言われ、授乳のやり方の指導をしてもらえることになりました。

指導を受けてみると「今まで間違った授乳の仕方をしていた」とのこと。赤ちゃんはすっかり浅吸い(乳首の先だけを浅く咥えること)が癖になっていて、そうすると乳首の負担が大きくなり、あの岩のように硬くなる痛みや、授乳後の針で刺されるような激痛、付け根の切り傷や血の滲んだ白斑も、「浅く吸って根本からしっかり吸えていないこと」が根本的な原因だということがわかりました。

私自身、出産した病院では「とりあえず吸わせてみて」という感じで一度しか見てもらっておらず、その後も特別にやり方の指導はありませんでした。「こんなもんなのかな」と思っていたので、「みんな知ってるのかな? 私だけ知らないの…?」と驚くほど。本当にもう少しきちんと病院で教えてほしかった…そしたらこんなふうにならなかったかも、と複雑な気持ちになりました。助産師さんに教わった「授乳の仕方の基本」は、次のとおりです。

教わった授乳のやり方、6つのポイント

母乳相談室で教えてもらった内容をまとめます。詳しいやり方やお子さんに合う抱き方は、助産師さんや母乳相談室で確認するのがおすすめです。

  1. 授乳クッションを使って、子どもと肌を密着させる
    クッションで高さを合わせて、ママと赤ちゃんの体を密着させます。密着しないと浅く咥えやすくなると教わりました。

  2. 子どもの頭あたりに小さなクッションを挟み、口元と乳首の位置を合わせる
    口と乳首の高さが合っていないと、うまく深く咥えられません。小さなクッションで微調整するのがコツだそうです。

  3. 吸わせる方の胸と同じ方の腕で子どもを支えて密着させる
    飲ませる側の腕でしっかり支えると、体が密着して安定し、深く咥えやすくなります。

  4. 乳輪の黒い部分が見えないくらい、深く咥えさせる
    浅い吸い方にならないよう、乳輪まで含めて深く咥えさせることが大切だと教わりました。乳首の先だけだと負担が大きく、傷や白斑の原因になりやすいそうです。

  5. 同じ抱き方ばかりにしないで、たまにフットボール抱きでも授乳する
    わきの下に赤ちゃんを抱えるような抱き方(フットボール抱き)も取り入れると、吸う角度が変わり、偏りが減るとのこと。わが家でも「たまに」試すようにしています。

  6. フットボール抱きのときは、授乳クッションの下にもう一枚クッションを入れて子どもを水平に
    授乳クッションが斜めにならないように、下にクッションをかませて、赤ちゃんが水平になるようにするのがポイントだそうです。

浅吸いは「癖が付いちゃってるから全然直らなさそう」と言われましたが、今更だけど頑張って直すつもりで、少しずつ意識しています。

おわりに

授乳のやり方、病院では「一度見てもらったきり」という方が意外と多いかもしれません。私は胸が岩のように硬くなったり授乳後に脈打つように痛んだり、傷んだ白斑や切り傷に悩んでいた中で、母乳相談室で飲み方の指導を受けて初めて「浅吸いが原因だった」とわかり、深く咥えさせるやり方や抱き方のコツを教わりました。詰まりや痛みが続くときは、乳腺の状態だけでなく「やり方」も一度見てもらうと、根本の対策になるかもしれません。

心配なときは、母乳相談室やかかりつけの産科・助産師に相談してください。授乳のやり方で悩んでいる方の参考になればうれしいです!